汗腺、エクリン腺とアポクリン汗腺

汗は全身に無数にある汗腺から出ています。
汗腺にはエクリン腺とアポクリン汗腺の2種類があり、エクリン腺の特徴は口唇やまぶたを除く全身に分布し、皮膚1cu当たり100個以上存在していて、皮膚表面に直接開口する汗腺です。
エクリン腺の汗の成分はほとんどが水で透明な液体です。
わずかに含まれている成分はナトリウムや尿素です。
無菌状態では無臭ですが細菌に分解されると臭い、「エクリン腺」の活性時期は、ほぼ一生の間続きます。
アポクリン腺の特徴はワキの下や耳の中の外耳道、乳首、陰部付近など体の一部に分布し、毛穴と出口を共有する汗腺です。
汗の成分は、ほとんど水ですがタンパク質や脂質などを含み濁った色をしています。
無菌状態では無臭ですが細菌が繁殖しやすく細菌に分解されると臭います。
アポクリン腺は思春期になると活動が活発になり、老年期に衰えて行きます。
アポクリン腺の数が多く、大きく発達しているとワキガ体質の傾向があります。
汗はクサい、汗をかくと周囲に不快感を与えるのでは、生活の中で汗は敬遠されがちです。
では、ヒトはどうして汗をかくのでしょう。
まずエクリン腺の汗は生理的機能を司るもので、暑い時や運動をした時に汗をかく事で気化熱により体温を下げ一定に保ちます。
また、腎臓機能の補助作用や皮膚を乾燥から防ぐ役割をします。
アポクリン腺の汗は体臭の原因となるニオイのある汗を作り出す事です。
その目的は、遠い人類の祖先の時代から受け継いだ異性を惹き付けるための性的アピールと言われています。
タグ:ワキガ 体臭
posted by 体臭マン at 14:29 | ワキガ

ワキガと人種

ワキガは、別名臭汗症あるいは腋臭症と呼ばれています。
ワキガとはワキの下にある汗腺が原因でそこから異様な臭いを放つ症状の事です。
ワキガ体質の人はワキの皮膚下にあるアポクリン腺という汗腺が活発に働いています。
このアポクリン汗腺の目的は、元々男女の性的アピール、つまりお互いを惹きつけるフェロモンのような働きをするためであったようです。
大昔、人類の祖先がまだ、全身を体毛に包まれていた頃、アポクリン腺は全身に分布していたと言われています。
それが衣服を着るようになって体毛が退化し、今ではワキの下、耳の中の外耳道、乳首、陰部周辺に残すのみとなりました。
また、民族ごとのワキガ体質の比率については、諸説ありますが一般的に黒人が100%、欧米人が70〜90%、日本人が10〜15%、中国人3〜5%といわれ、肉食中心で高カロリー、高脂肪食の食生活であるほどワキガ体質の人の割合が多いようです。
ワキガの原因は、まだはっきり解明されていませんがアポクリン腺の発達度合い、皮脂腺からの分泌物が関係しているといわれています。
アポクリン腺の汗は、ほとんどが水ですがタンパク質や脂質、アンモニア、鉄分、色素などの成分を含んでいます。
posted by 体臭マン at 14:22 | ワキガ

ワキガと食事

日本人や東洋人に比べ、欧米人や黒人にワキガ体質の割合が高いのは、食生活の違いという見方が一般的です。
ワキガ予防を考える上で食事は非常に大切です。
アポクリン腺から分泌される汗には脂質とタンパク質が含まれていて、肉などの動物性タンパクや脂肪などを食事の中心に置いているとアポクリン腺の活動が活発になり、ワキガのニオイがより強くなります。
ワキガ治療を専門とする、ある病院の調査では患者さんに肉食中心の食事をした後と野菜中心の食事をした後、どちらの方がワキのニオイが気になるか?と尋ねたところ、ほとんどの患者さんが「肉食中心の食事の後」の方が気になると答えられたそうです。
では100%野菜を摂ればワキガは完全に消えるのかと言えばそれは難しいと言わざるを得ません。
アポクリン腺の数や大きさなど体質には個人差があるからです。
また、野菜中心の食生活はワキガ予防だけではなく、健康維持にしっかりつながりますが肉の摂取をゼロにしなさいということではありません。
肉類に含まれる脂肪は、体内に蓄えられると活動するためのエネルギー源となり体温保持や内臓を守るクッション材として大切な役割があります。
適度な脂肪摂取は体にとって必要ですが、過剰摂取になったり、肉食に偏ってしまうと健康維持やワキガ予防にも弊害が出てきます。
野菜を中心に肉や魚をバランスよく食べる事がワキガ予防には大切なのです。
posted by 体臭マン at 14:10 | ワキガ

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